2019年11月18日
アローラ!ポケモンマスターです。
ポケモンアニメの新シリーズが放送されました。
今回の新シリーズは、サトシのピカチュウ誕生の物語が描かれましたが、謎が残る結果になっています。
■ サトシのピカチュウ誕生の物語
ポケモンアニメの新シリーズは、タイトルがサブタイトルのない「ポケットモンスター」であり、新たな主人公も追加されることなどから、また1からの再スタートのような形になっています。
今回、このような状態で始まるからか、初代の第1話の前となる「0話」的なものが、新シリーズの初回に放送されました。
その内容は、「ピカチュウ誕生!」というものです。
「ピカチュウ誕生!」の話は、ピカチュウが「サトシのピカチュウ」になる前の時代の話です。
初代の第1話が放送された当時は、「ピチュー」というポケモン自体、存在していなかったこともあり、サトシのピカチュウは最初からピカチュウの状態だったと考えられていましたが、今回のアニメ新シリーズでは、それが否定され、ピチュー時代もあったと再定義されています。
■ ピチューはガルーラになついて進化
ピチューがピカチュウに進化するためには、ポケモントレーナーに「なついている」必要があります。
このため、今回の話では、これまで知られていなかったポケモントレーナーが登場し、そこでピチューはピカチュウへと進化したのかとも予想されていました。
しかし、後に「サトシのピカチュウ」になるピチューは、ガルーラの親子と共に生活する中で、親ガルーラになつき、その結果、進化したということになっています。
また、今回のアニメでは、ガルーラの親子から独り立ちすることを決意したときに、ピチューからピカチュウへと進化しており、そのシーンが感動的だったと評価されています。
■ 謎が残って、映画化希望?
ポケモンアニメのサトシのピカチュウは、このように、ガルーラの愛でピチューからピカチュウへと進化しています。
この時代のピチューは、ガルーラに出会った後はもちろん、出会う前も孤独ではあったものの、性格は別に悪くなかった感じで描かれています。
しかし、初代のポケモンアニメの第1話でサトシと出会うピカチュウは、「性格に難がある」状態で登場して来ます。
今回の「ピカチュウ誕生!」の話は、ピチューがピカチュウになり、ガルーラ親子の元を離れるまでが描かれていましたが、その後、なぜオーキド研究所にいる状態になったのかは描かれていません。
このため、サトシと出会った当時のピカチュウが、人間嫌いだった理由などの謎は残ったままです。
ガルーラの元を離れた時は、あんなにいい子だった「ピチューから進化したピカチュウ」が、なぜ反抗的なポケモンになってしまったのか。
その原因は、オーキド研究所に来る前に、他のポケモントレーナーに嫌なことをされたから・・・、というようなところが想像できますが、せっかくここまで描いたのなら、ピチューとガルーラの話を含めて、オーキド研究所に来ることになった経緯を、エピソードゼロ的にまとめて映画で観たいような気もするかもしれません。
なお、今回のポケモンアニメの新シリーズは、また1からのスタートっぽい感じではありますが、上のように、これまでの冒険の「成果」も存在する状態になっているので、パラレルワールドというわけではないようです。
ただ、このあたりも、ポケモンのゲーム本編の時系列と同じく、あまり考えても意味はないと思われます。
■ ポケモンアニメ、サトシのピカチュウ誕生が描かれるも謎が残る。映画化希望? ー ポケモンメモ
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